ゴム硬度とは?タイヤの硬さを数値で測る方法と交換目安
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。
溝と合わせて確認したいゴムの状態
タイヤの交換時期を判断するとき、残り溝の深さに注目することが多いですが、特にスタッドレスタイヤではゴムの柔軟性も重要です。ゴムが硬化してしまうと、十分な溝が残っていても本来の性能を発揮できなくなります。そのゴムの硬さを客観的に把握する指標の一つがゴム硬度です。
ゴム硬度とは?
ゴム硬度とは、ゴムの硬さを専用の硬度計(デュロメーター)で数値として表したものです。硬度計の先端をタイヤの接地面に押し当てて測定します。同一の測定器かつ同じ測定条件であれば、数値が大きいほどゴムが硬く、小さいほど柔らかい状態を示します。
数値の読み方
デュロメーターには複数の規格やタイプがあり、針の形状や押し付ける荷重が異なるため、異なるタイプの測定器による数値を直接比較することはできません。また、測定時の温度や測る位置、試料の厚さ、押し付け時間などの条件によっても測定値は変化します。
さらに、タイヤは銘柄やゴムの配合設計によってもともとの硬さが異なります。そのため、特定の硬度数値を一律の交換基準としてすべてのタイヤに当てはめることはできません。硬度の数値は劣化の度合いを推し量る一つの手がかりとして捉え、残り溝の深さやプラットホームの露出、ひび割れの有無、これまでの使用・保管状況と合わせて総合的に判断します。
ゴムが硬くなるとどう変わる?
夏タイヤの場合
長年の使用や経年劣化によってゴムの硬化やひび割れが進むと、タイヤの性能にも影響します。残り溝だけでなく、ゴム全体の劣化状態を点検することが大切です。
スタッドレスタイヤの場合
スタッドレスタイヤは、低温下でもゴムがしなやかさを保ち、氷雪路面の微細な凹凸に密着することでグリップ力を得ています。そのため、溝が十分に残っていても、経年劣化などでゴムが硬くなると十分な効きが得られなくなります。冬シーズンを迎える前に、ゴムの柔軟性が保たれているかを点検しておく必要があります。
ゴム硬度を測ってもらうには?
ゴム硬度は、硬度計を備えたタイヤ専門店などで測定できます。
特に以下のような状況では、硬度測定による確認が適しています。
- 使用開始から数シーズン経過しているスタッドレスタイヤを使用している
- 保管していたスタッドレスタイヤを今シーズンも安全に使えるか確かめたい
- 中古で購入したタイヤの状態を確認したい
ゴムの硬化を遅らせるコツ
保管環境もゴムの状態に関わります。メーカーが案内する方法で保管しましょう。
- 直射日光や雨を避け、涼しい場所に保管する
- 熱源や油類の近くを避ける
- タイヤカバーなどで直射日光や雨を避ける
- 保管前に汚れを落とし、メーカーが案内する方法で保管する
まとめ:溝・損傷・硬度を合わせて判断する
- ゴム硬度はタイヤのゴムの硬さを専用機器で数値化したもの
- 同機種・同条件であれば数値が大きいほどゴムが硬い状態を示す
- 銘柄や測定条件によって数値が変わるため、一つの数値だけで一律に判断せず劣化の手がかりとして扱う
- 溝が残っていても硬化が進むと性能が低下するため、ひび割れや使用履歴と合わせて総合的に判断する
溝の深さだけでなくゴムの硬さにも目を向け、シーズン前にタイヤ全体の状態を確認しましょう。
タイヤ交換のご相談はお気軽に!
クレスコタイヤサービスでは、ネットなどで購入されたタイヤの持ち込み交換を受け付けています。 スタッドレスタイヤの硬度測定を含めた無料のタイヤ点検も実施していますので、お使いのタイヤの状態が気になる際はお気軽にご相談ください。