TPMS(タイヤ空気圧監視システム)とは?仕組みと警告灯が点灯したときの対処法
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。
運転席のメーターに光る見慣れない「警告マーク」
運転席のメーターパネルに、見慣れない黄色やオレンジ色のマークが点灯することがあります。タイヤの断面(輪切り)の中に感嘆符(!)が入ったアイコンは、タイヤの空気圧低下などを知らせる警告灯です。
この警告灯は、空気圧の低下だけでなく、点滅したあとに点灯し続けるなど、点灯パターンによってTPMS自体の故障や異常を示している場合もあります。
タイヤ空気圧の低下や異常を自動で検知して知らせる仕組みを「TPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)」と呼びます。
米国やEUでは対象車種への装着が義務化
米国やEUでは、安全基準として対象車種へのTPMS装着が法的に義務付けられています。
日本で販売される車も含め、装着の有無や検知方式は車種や年式によって異なるため、乗っている車に備わっているかは車両の取扱説明書で確認できます。
TPMSはどうやって空気の減りを見張っているの?(2つの方式)
タイヤの空気圧低下を検知する仕組みには、大きく分けて直接式と間接式の2種類があります。
1. 直接式
直接式は、各ホイールのエアバルブ周辺など、タイヤの内部に取り付けた専用センサーで空気圧を直接測定し、車両側へ無線で情報を送る方式です。
車種によっては、4輪それぞれの空気圧を数値で確認できます。
タイヤの組み替えではセンサーを傷つけない作業が必要です。電池切れや故障時には交換費用もかかります。
2. 間接式
間接式は、タイヤ内に空気圧センサーを設置せず、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の車輪速センサーなどを利用して車輪の回転数の変化から空気圧の低下を推定する方式です。空気が減るとタイヤの外径がわずかに縮み、正常時と回転速度が変わる特性を利用しています。
タイヤ内の空気圧センサーや、その電池の交換は不要です。
通常は空気圧の数値を表示できません。タイヤ交換や空気圧調整、位置交換の後に、正常な状態を覚えさせる初期化が必要な車種もあります。
警告マークが点灯した時の正しい対処法
走行中にタイヤ空気圧警告灯が点灯した場合は、パニックになって急ブレーキや急ハンドルを行わず、周囲の安全を確認しながら路肩や駐車場などの安全な場所へ速やかに停車してください。
停車後は、4本のタイヤに大きな亀裂やつぶれ、異物の刺さりなどの明らかな損傷がないかを確認します。
空気圧不足は外観だけでは判断しにくいため、測定が必要です。手元に空気圧計がある場合は、運転席ドア開口部などに記載されている車両指定空気圧と照らし合わせ、4本すべての空気圧を測定してください。
パンクや著しい空気圧低下、タイヤの損傷が確認された場合は自走を中止し、ロードサービスへ救援を要請してください。手元で空気圧を測定できず安全が確認できない場合や、走行に不安がある場合も無理に店舗まで自走せず、ロードサービスなどに相談することが安全です。
なお、警告灯が点滅したあとに点灯し続ける場合は、システム自体の故障を示すことがあります。この場合も放置せず、早めに車両販売店などで点検を受けてください。
まとめ:TPMSの役割と点灯時の適切な対応
- TPMSはタイヤの空気圧低下やシステムの異常を感知して警告灯で知らせる装備
- 装着の有無や検知方式(直接式・間接式)は車種や年式によって異なる
- 警告灯が点灯した際は安全な場所に停車して点検し、安全が確認できない場合は自走せずロードサービスへ相談する
夏タイヤと冬用タイヤの履き替え後に警告灯が点灯した場合も、まずは4本のタイヤの空気圧と状態に問題がないかを必ず確認してください。空気圧が減っている原因を確かめずに初期化操作だけを行うと、パンクなどの異常を見落とす危険があります。
空気圧やタイヤの状態を確認したうえで、車両の取扱説明書に従い、初期化やセンサー登録が必要か確かめます。初期化を行っても点灯を繰り返す場合や点滅が消えない場合は、車両販売店などで点検を受けましょう。
タイヤ交換のご相談はお気軽に!
当店では、直接式TPMS装着車のタイヤ交換はお引き受けしておりません。間接式の場合は車種を確認してご案内します。作業対象もご確認ください。 日頃のタイヤの状態が気になるときは、無料のタイヤ点検もご利用ください。