新車装着タイヤ(OEMタイヤ)とは?交換時に同じ銘柄を選ぶか迷ったら
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。
新車時から履いているタイヤを交換しようと調べたとき、市販のカタログに同じ銘柄が見当たらないことがあります。それは「新車装着タイヤ(OEMタイヤ)」と呼ばれ、その車に合わせて開発された専用仕様かもしれません。
OEMタイヤは車の性能目標に合わせて開発される
自動車メーカーが新型車を開発する際、タイヤメーカーとともに目指す車両性能に合わせたタイヤの仕様を作り込みます。
耐摩耗性、操縦安定性、燃費、制動性能、静粛性、乗り心地、重量など、車両ごとの目標に合わせてバランスが調整され、試験に合格したタイヤが新車装着タイヤとして採用されます。
例えば、ポルシェ911 GT3 RS向けのミシュラン Pilot Sport S 5は、車両に合わせて構造、ゴム配合、トレッドパターンを開発した製品です。複数の性能試験を経て承認され、対象車両向けのNマークが付けられています。
同じ銘柄名でも仕様が異なる場合がある
市販されているタイヤとブランド名やパターン名が似ていても、新車装着タイヤは自動車メーカーの要求に合わせて内部構造やゴム配合が変えられていることがあります。
新車時と同じ乗り味を重視して同じ仕様を希望する場合は、サイズだけでなく、ロードインデックス(負荷能力記号)や速度記号、車両メーカーの承認マークを確認することが大切です。
なお、新車装着タイヤは流通ルートや在庫状況によって価格や納期が異なるため、事前の確認が役立ちます。
同じタイヤと市販タイヤの選び方
新車のときの操縦性や乗り心地のバランスに満足しているなら、同じ新車装着仕様を選ぶのが自然な選択です。
一方で、日頃の走行環境や使い方の変化に合わせて、静粛性をさらに高めたい、雨の日のグリップを重視したい、タイヤの減りを抑えたいといった明確な希望がある場合は、その性能を重視した市販タイヤと比較してみるとよいでしょう。
交換製品を選ぶ際は、次のような手順で検討するとスムーズです。
- 車両指定のサイズ、ロードインデックス、速度記号などの適合条件を確認する
- 新車装着タイヤの走りに満足している点と、変えたい点を整理する
- 車両メーカーの指定や推奨の有無を確認したうえで、候補製品の性能や価格、納期を比較する
まとめ
新車装着タイヤは、その車の性能目標に合わせて専用に調整されたタイヤです。
タイヤを交換する際は、新車時の乗り味を維持したいのか、自分の使い方に合わせて別の性能を高めたいのかを軸に選ぶと納得しやすくなります。
現在のタイヤの表示や車種について不明な点があれば、タイヤ交換のご相談からお問い合わせください。