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【総まとめ】トラブルを未然に防ぐ日常点検のセルフチェック手順

大島 正公開:更新:

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

全20回にわたり、さまざまなタイヤトラブルの症状や原因について解説してきました。パンクや異音、振動、バーストといった問題は、日常的な点検を心がけることで異常の早期発見につながり、深刻なトラブルを防ぐきっかけになります。

最終回となる今回は、日常の習慣として取り入れやすいセルフチェックの手順をご紹介します。給油や洗車の機会にも外観を確認し、空気圧は月に1回以上点検しましょう。

1. 「見る」チェック

車の周りを回りながら、4本のタイヤの外観を目視で確認します。

  • つぶれ具合:タイヤの空気圧不足は見た目だけでは正確に判断できませんが、1本だけ極端にへこんでいる場合はパンクや著しい空気漏れの疑いがあります。
  • 傷・ひび割れ:側面に深さのある傷や、コード層に達するおそれのある危険なひび割れがないか確認します。
  • コブ状の膨らみ:側面に局所的な盛り上がりができるピンチカット(膨らみ)は、内部のコードが切れているサインです。そのまま走行を続けるのは大変危険です。
  • 異物:接地面に釘やネジが刺さっていないか、溝の奥に大きな石噛みがないかを見回します。

2. 「触る」チェック

タイヤの偏摩耗や表面の段差を確認する際は、怪我を防ぐため、まず目視で釘などの異物やワイヤーの露出がないことを確かめてから行います。

  • 段減り:ブロックの角がノコギリの刃のように段差になっている状態(ヒール&トゥ摩耗)は、目で確認したうえで、手袋を着けて表面の段差を軽く確かめます。
  • ワイヤーの露出:極度の偏摩耗によって金属ワイヤーやコードが表面に出てしまっている場合、触れると怪我をする危険があります。手で撫で回すことはせず、必ず目視で確認してください。コードが露出している状態での走行は危険なため、速やかな交換が必要です。

3. 「測る」チェック

見た目だけでは分からない空気圧や溝の深さは、計測機器を使って正確に測定します。

  • 空気圧:空気圧は最低でも月に1回、タイヤが冷えている状態でエアゲージを使って測ります。走行直後はタイヤが温まって内部の空気が膨張して空気圧が高くなっているため、その状態で空気を抜いて指定値に合わせることは避けてください。適正値は運転席ドアのシールに書かれた数値(車両指定空気圧)に合わせて調整します。
  • 溝の深さ:溝の奥にあるスリップサインが表面に出ていないか確認します。また、デプスゲージなどで接地面の内側・中央・外側の残り溝を測ることで、偏った摩耗の進行状況を把握できます。

異常を感じた場合の対応

セルフチェックで深い傷や側面の膨らみ、コードの露出などが見つかった場合は、そのまま走行を続けずにタイヤ専門店などのプロへ点検を依頼してください。早期に状態を正しく把握し、修理や交換などの適切な処置をとることが安全な走行につながります。

最後に

タイヤは走行の安全を直接支える重要な部品です。定期的な点検を習慣にしてタイヤの状態を把握し、トラブルの未然防止に役立ててください。

参考資料

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