【偏摩耗】タイヤの片側だけ早く減るのはなぜ?主な原因と対策
大島 正公開:更新:
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。
タイヤを点検した際、トレッド面(接地面)の特定の部分だけが不自然に早く減っていることに気づくことがあります。これは「偏摩耗(へんまもう)」と呼ばれる現象です。
偏摩耗が起きるとタイヤの寿命が短くなるだけでなく、走行時の振動や騒音の原因になったり、雨天時の排水性が損なわれたりするおそれがあります。偏摩耗のパターンから考えられる原因と、その対策について解説します。
1. 両肩減り(タイヤの両ショルダーが摩耗)
- 症状: 接地面の両端(ショルダー部)が、中央部分に比べて早く摩耗する。
- 主な原因: 代表的な原因は空気圧不足です。適正な空気圧が維持されていないと、走行時にタイヤの両肩部分へ荷重が偏りやすくなります。
- 対策: タイヤが冷えた状態で、車両指定の空気圧に調整します。空気圧は自然に低下するため、月1回のゲージによる点検を習慣にしましょう。
2. センター減り(タイヤの中央が摩耗)
- 症状: 接地面の中央部分が、両肩部分に比べて早く摩耗する。
- 主な原因: 空気圧の入れすぎによって、中央部分の摩耗が進むことがあります。
- 対策: 車両指定空気圧を基準に、適正値へ調整します。こちらも月1回の定期的な空気圧点検で過不足を防ぐことが基本です。
3. 片減り(タイヤの内側または外側が摩耗)
- 症状: 接地面の内側または外側のどちらか一方だけが著しく摩耗する。
- 主な原因: 車体に対するタイヤの取り付け角度(ホイールアライメント)のズレが疑われます。縁石への接触衝撃や、サスペンションなど足回り部品の摩耗・損傷によって、タイヤの取り付け角度が変わることがあります。また、空気圧や使用条件が影響する場合もあります。
- 対策:
- 定期的な位置交換: 装着位置ごとの摩耗差を分散させるため、定期的なタイヤローテーションが役立ちます。足回りに原因がある場合は、その点検と修理も必要です。
- 足回りの点検とアライメント調整: 片減りが顕著な場合や走行時の安定性に違和感がある場合は、アライメント測定や足回りの点検が必要です。著しく偏摩耗が進んだタイヤは走行上のリスクを伴うため、無理に使い続けず、交換の要否も併せて点検で判断しましょう。
クレスコタイヤサービスからのアドバイス
偏摩耗を見つけたら、摩耗の状態と空気圧を確認し、原因に応じて対処しましょう。小山市のクレスコタイヤサービスでは、タイヤの日常点検や空気圧調整を無料で承っています。摩耗の状態やタイヤの寿命について不安な点があれば、お気軽にご相談ください。
なお、当店にはアライメント調整設備がございません。足回りの点検・調整や修理については、対応可能な整備工場や専門店にご相談ください。
参考資料
- ブリヂストン「タイヤの偏摩耗の種類と原因・その影響について」: https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/friction/
- ハンコック「ホイールアライメント」: https://www.hankooktire.com/jp/ja/help-support/care-guide/wheel-alignment.html
- ブリヂストン「タイヤの空気圧の適正値とは?見方や目安・入れ方」: https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/performance/