第14回:中古スタッドレスタイヤの選び方|溝とゴムを確認
こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。
中古のスタッドレスタイヤを選ぶときは、夏タイヤとは異なる確認が必要です。
雪道や凍結路面でしっかりグリップするためには、残り溝の深さだけでなくゴムのしなやかさも欠かせません。見た目に溝が残っているように見えても、過去の使用状況や保管環境によってゴムの性質は変わります。タイヤの状態を正しく把握したうえで選ぶことが大切です。
まず製造年週とゴムの状態を見る
2000年以降に製造されたタイヤでは、側面の製造番号の末尾4桁で製造時期を確認できます。下2桁が製造年、その前の2桁がその年の製造週です。
あわせて確認したいのが、ゴムの硬化やひび割れ、偏摩耗の有無です。スタッドレスタイヤのゴムは年月や保管状況によって徐々に硬くなり、硬化が進むと氷上での密着性が低下します。店舗によっては専用の硬度計でゴムの硬さを測定できますが、測定結果とひび割れや摩耗状態を合わせて、専門店で点検してもらいましょう。
プラットホームを確認する
スタッドレスタイヤには、法律で定められた残り溝1.6mmを示すスリップサインのほかに、冬用タイヤとしての使用限度を示す「プラットホーム」が設けられています。
プラットホームは、新品時の溝の深さから50%摩耗した段階でトレッドの接地面に現れます。プラットホームが接地面と同じ高さまで露出したら、冬用タイヤとしての使用限度に達しているため交換が必要です。スリップサインとは役割が異なるため、両方の状態を確かめる必要があります。
購入を検討できるのは
購入を検討する際は、次の条件を満たしているか確認しましょう。
- プラットホームが接地面に露出しておらず、冬用としての溝が十分に保たれていること
- 製造番号の末尾4桁で時期を確認し、偏摩耗やひび割れ、目立つ損傷がないこと
- 車両の指定サイズや規格に適合しており、専門店でゴムの硬さを含めた状態を確認できること
スタッドレスタイヤは中古品だけでなく新品であっても、シーズン前や装着前の定期的な点検が欠かせません。走行する環境や目的に合わせて状態を見極め、適切なタイヤを選びましょう。
参考資料
次回は、リース車や社用車を返却するときのタイヤの確認点を紹介します。