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【第6章】雨の道でハンドルが軽くなったら?ハイドロプレーニングへの対処

大島 正公開:更新:

こんにちは。小山市のクレスコタイヤサービスです。

雨の日に水が溜まった轍(わだち)や深い水たまりを通過した際、ステアリングの手応えが急に軽くなったり、車輪の接地感が薄れたりすることがあります。

これはタイヤと路面の間に水が入り込み、路面との摩擦力が低下するハイドロプレーニング現象の兆候です。走行中に手応えが薄れたときは、慌てて急な操作をせず、落ち着いて車の向きを保ちながら速度を落とすことが大切です。

今回は、手応えが失われたときの具体的な運転操作と、現象を予防するためのタイヤ管理をまとめました。

ハンドルの手応えが薄れたときの運転操作

ハイドロプレーニング現象が起きている最中はタイヤが路面を十分に捉えられなくなります。この状態で急ブレーキを踏んだりハンドルを大きく切ったりすると、タイヤがグリップを取り戻した瞬間に車体のバランスが崩れ、思わぬ方向へ滑り出すおそれがあります。

兆候を感じたときは、次の点を意識して、落ち着いて操作してください。

  1. アクセルペダルをゆっくり戻す

    急な加減速を避け、ペダルから静かに足を離して車速が落ちるのを待ちます。

  2. ハンドルを両手でしっかり保持する

    急に切り足さず、できる限り直進状態または進行方向を保ちます。

  3. グリップが戻ってから穏やかに減速する

    タイヤの接地感が回復したのを確認し、周囲の安全に配慮しながら穏やかにブレーキをかけます。必要に応じて路肩などの安全な場所へ車を寄せましょう。

発生を防ぐ速度管理とタイヤの点検

ハイドロプレーニング現象は、走行速度、路面の水量、タイヤの残り溝、空気圧などが関係します。

水深が深い場所ほどタイヤの溝から水を排出しきれなくなるため、大雨の日は速度を控えめにし、水が溜まりやすい轍を避けて走ることが予防の第一歩です。

あわせて、タイヤ自体の状態も点検しておきます。第2章でも触れたように、摩耗が進んで溝が浅くなったタイヤは排水性が低下し、より低い速度でも現象が起こりやすくなります。また、空気圧が不足しているとタイヤの接地形状が崩れ、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。走行前のタイヤが冷えている状態で、月1回を目安に、車両指定空気圧が保たれているかを確認してください。

タイヤの摩耗状態やひび割れ、空気圧など気になる点があれば、クレスコタイヤサービスの点検でも確認できます。雨天時のドライブに備え、日常的な点検を心がけておきましょう。

次回は、4WD車における雨の日の走行特性と注意点を取り上げます。


参考資料:ブリヂストン「ハイドロプレーニング現象とは?危険性と予防策」

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