本文へ移動

リピート・ご紹介で基本工賃10%OFF!

【第4章】タイヤの縦溝・横溝はどうやって水を逃がす?

大島 正公開:更新:

小山市のクレスコタイヤサービスです。

今回は、タイヤ表面に刻まれた溝の模様であるトレッドパターンについて見ていきます。

普段何気なく見ているタイヤの溝ですが、雨の日に濡れた路面を走る際、路面とゴムの間の水を効率よくかき出す重要な役割を持っています。縦溝と横溝がどのように水を逃がしているのか、その仕組みを整理してみましょう。

接地面の水を逃がす「縦溝」

一般的な乗用車用タイヤの多くには、タイヤの回転方向(周方向)に沿ってまっすぐ伸びる太い溝が刻まれています。これを縦溝(リブ溝)と呼びます。

縦溝は、タイヤが路面に接する部分から水を逃がす経路になります。本数や幅、形状は製品によって異なります。

ただし、タイヤが摩耗して溝が浅くなると、この通路の断面積が小さくなり、逃がせる水の量が減ってしまいます。溝の深さと雨の日のブレーキ距離の関係については、第2章でも詳しく紹介しています。

縦溝と組み合わせる「横溝」

縦溝に対して、タイヤの幅方向や斜め方向に刻まれているのが横溝や斜め溝(ラグ溝)です。

横溝や斜めの溝も、水を接地面の外へ逃がす経路になります。縦溝と組み合わせ、トレッド全体で排水を助けます。

ウェット性能は溝の太さや本数だけでなく、ゴムの配合やブロックの配置など、トレッド全体の設計によって変わります。

スポーツタイヤも雨の日の性能を確認

スポーツタイヤを選ぶときも、雨の日の性能を確認しましょう。

公道用のスポーツタイヤにも、排水性を考えた溝の配置を採用している製品があります。

競技を重視した製品などは、濡れた路面での使用条件も確認する必要があります。外見だけで選ばず、メーカーが示す用途やウェット性能を参考にしましょう。

タイヤの排水性能を十分に発揮させるためには、溝の形状だけでなく、日頃から溝の深さや偏摩耗の有無を点検しておくことが欠かせません。

次回は、雨の日に白線やマンホールの上で滑りやすくなる理由を紹介します。


クレスコタイヤサービスでは、お客様の走る道や使い方に合わせてタイヤ選びをご相談いただけます。ネットで購入されたタイヤの持ち込み交換にも対応しています。今お使いのタイヤが気になる方は、無料のタイヤ点検もご利用ください。

参考資料

サービスのご利用・ご相談はこちら