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スタッドレスタイヤを使うときの5つの注意点

大島 正公開:更新:

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

スタッドレスタイヤは、低温下の路面や積雪・凍結路に適した設計が施されていますが、日頃の扱い方や運転の意識次第で本来の性能を発揮しにくくなることがあります。今回は、スタッドレスタイヤを使用するうえで気をつけたい代表的な5つの注意点を整理しました。安全な冬道走行のために、普段のメンテナンスや使い方を振り返ってみましょう。

注意点1:空気圧を点検しない

空気圧の管理はタイヤ全般で欠かせない基本点検です。自然に空気が抜けるなどして空気圧が不足した状態で走行を続けると、タイヤへの負担が増えて偏摩耗が起きやすくなり、燃費の悪化や走行の安定性低下にもつながります。

走行前のタイヤが冷えている状態で、月に1回以上は空気圧のチェックを行い、車両指定の空気圧に調整しましょう。タイヤサイズや規格を変更している場合は、その仕様に合わせた適正空気圧を確認して合わせることが大切です。

注意点2:シーズンオフもそのまま使い続ける

冬を過ぎたあともスタッドレスタイヤを履き替えずに使い続けることは、安全運転の観点からおすすめできません。季節や路面に合うタイヤへの交換を検討しましょう。

JAFが2015年に実施したテストでは、プラットホームまで摩耗したスタッドレスタイヤと、新品・摩耗した夏タイヤを比較しています。時速80kmからのABSブレーキでは、乾いた路面でも濡れた路面でも、摩耗したスタッドレスの停止距離が長い結果でした。季節の変わり目には以前にも解説したように、路面状況に適した夏用タイヤへ適切なタイミングで交換しましょう。

注意点3:直射日光や雨水が当たる場所での保管

取り外したスタッドレスタイヤの保管場所も重要なポイントです。タイヤのゴムは、直射日光に含まれる紫外線、雨水、熱源、油類などに触れると変質や劣化が進みやすくなります。

外したタイヤは、汚れや水分を拭き取って十分に乾かしたうえで、直射日光や雨風を避けられる通気性の良い屋内へ保管するのが望ましいとされています。屋外に置かざるを得ない場合でも、直置きを避け、カバーを掛けて風通しを確保するなど、正しい保管方法を意識して保管環境を整えましょう。

注意点4:4WD車の走行性能に対する過信

四輪駆動(4WD)車は、雪道や登坂路での発進・加速性能に優れています。しかし、ブレーキをかけて停止する動作に関しては、2WD車も4WD車も四輪のブレーキとタイヤのグリップ力に依存しているため、4WDだからといって制動距離が短くなる保証はありません。

進みやすい分だけスピードを出してしまうと、減速が間に合わなくなったり、カーブで曲がりきれなくなったりするリスクが高まります。駆動方式に関わらず、冬道では速度を控えめに保ち、十分な車間距離をとって急なハンドル・ブレーキ操作を避ける運転を心がけましょう。

注意点5:慣らし運転をせずに雪道へ入る

新品のスタッドレスタイヤを取り付けたら、いきなり雪道や凍結路を走るのではなく、事前に乾燥路面で慣らし運転を行っておくことが推奨されています。横浜ゴムは、乾いた路面で慣らし走行をしてタイヤ表面の表皮を取り、新しいタイヤの操縦感覚に慣れるよう案内しています。

慣らし運転の目安として、例えばブリヂストンでは冬用タイヤの場合、速度60km/h以下で200km以上の走行を案内しています。降雪直前に慌てて装着するのではなく、各メーカーの推奨基準に沿って余裕を持った準備を進めておくと安心です。

まとめ:正しい使い方で、安全な冬を

スタッドレスタイヤの性能をしっかり引き出すためのポイントをまとめます。

  1. 月に1回以上、冷間時に指定空気圧を点検する
  2. シーズンが終わったら路面に合った夏用タイヤへ戻す
  3. 保管時は直射日光や雨水、油分を避けて通気性を保つ
  4. 4WDの発進しやすさを、短い距離で止まれることと混同しない
  5. 新品タイヤ装着後は事前に乾いた路面で慣らし走行を行う

タイヤの特性とメンテナンスの基本を理解し、冬道でも落ち着いた安全運転を続けましょう。

参考資料

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