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【第8章】「急」のつく運転を減らしてタイヤを長持ちさせる

大島 正公開:更新:

こんにちは!小山市のクレスコタイヤサービスです。

同じ銘柄のタイヤを使っていても、使用環境や日頃の運転方法によって摩耗の進み方は変わってきます。車両の重量や指定空気圧の維持、走行する道路の状況に加えて、アクセルやブレーキなどの操作の丁寧さも影響を与える要因の一つです。

タイヤは車にとって大切な消耗品です。日常の運転操作を少し見直すことで、タイヤへの負担を軽減し、偏摩耗を防ぐことにつながります。今回は、安全運転にもつながるタイヤに優しい運転のポイントを整理します。

タイヤを削る3つの「急」

タイヤは路面との摩擦によって駆動力や制動力を伝えているため、走行に伴ってトレッド面のゴムが摩耗していきます。日本自動車タイヤ協会(JATMA)でも、安全運行とタイヤ保護のために「急発進」「急旋回」「急ブレーキ」を避けるよう呼びかけています。

  1. 急発進:停止状態から一気にアクセルを踏み込むと、タイヤに急激な力が加わり、路面との摩擦で摩耗が早まる原因になります。
  2. 急ブレーキ:制動時に路面との間で強い摩擦が生じます。日常の運転では車間距離にゆとりを持ち、手前から穏やかに減速することが望まれます。
  3. 急旋回(急ハンドル):急なハンドル操作はタイヤに横方向の力を急激に加え、局部的な摩耗の原因にもなります。カーブに入る前に十分に減速し、滑らかに操作しましょう。

穏やかな運転と摩耗の抑制

環境省が推進する「エコドライブ10のすすめ」では、ふんわりとしたアクセル操作や、車間距離にゆとりを持った定速走行、早めのアクセルオフなどが推奨されています。加減速の波を減らす運転は、燃料の消費を抑えるとともに、タイヤに急激な力をかける操作を減らせます。

費用の違いを、使用期間を仮定して比べてみます。4本で6万円のタイヤを3年使う場合は年あたり2万円、5年使う場合は年あたり1万2,000円です。実際の使用期間は運転だけでなく車両や道路、タイヤの状態にも左右されます。長く使う間も、溝の深さやひび割れ、損傷を点検して交換時期を判断しましょう。

据え切りによる摩耗と駐車時の操作

車庫入れや縦列駐車などで車輪を止めたままハンドルを回す「据え切り」も、接地面のゴムにねじるような摩擦を与えます。

GAZOOのJAF担当者への取材では、現代の車で数回据え切りを行う程度なら影響はほとんどない一方、講習で何度も繰り返した車では摩耗が進んだ事例が紹介されています。駐車では周囲の確認と確実な操作を優先し、無理なく動かせる場面で過度な据え切りを減らしましょう。

まとめ:エコドライブはタイヤにも優しい

急発進、急ブレーキ、急旋回を避ける運転は、安全性の向上や燃費の改善だけでなく、タイヤをいたわることにもつながります。

日頃から車間距離を意識し、滑らかな発進・停止を心がけることが、タイヤへの負担を抑えることにつながります。無理のない範囲で丁寧な運転を取り入れていきましょう。

参考資料

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