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【第7章】空気圧不足による損失コストと点検の目安

大島 正公開:更新:

こんにちは。小山市のクレスコタイヤサービスです。

タイヤの空気は自然に抜けていくため、定期的な確認が必要です。空気圧が不足したまま走行を続けると、安全性に影響を及ぼすだけでなく、燃費の悪化や偏摩耗によって維持費の面でも無駄が生じます。

適正空気圧を保たない場合にどれほどの費用差が出るのか、試算を交えて解説します。

損失1:燃費悪化による燃料代の増加

日本自動車タイヤ協会(JATMA)の啓発資料では、省エネルギーセンターのデータとして、適正値より空気圧が50kPa不足した場合の燃費悪化比率が紹介されています。この資料によると、低下率は市街地で約2.5%、郊外で約4.3%、高速道路で約4.8%です。

例えば、適正空気圧の状態で同じ走行距離を走り、ガソリン代が月1万円(市街地中心)だったと仮定します。燃費が2.5%低下した場合、必要な燃料代は「10,000円 ÷ 0.975 = 約10,256円」となり、月あたり約260円、1年間で約3,100円の負担増になります。

月ごとの差額は小さく感じられても、点検を怠って低空気圧のまま走り続けるほど燃料代の損失が積み重なります。

損失2:偏摩耗によるタイヤ寿命の短縮

空気圧が低い状態で走ると、接地面の両肩部分(ショルダー部)に荷重が偏りやすくなります。これが原因の一つとなり、両肩部分が早くすり減る偏摩耗(両肩減り)を引き起こします。

仮に、4本セットで6万円のタイヤを4年間使う計画を立てていた場合を考えてみます。偏摩耗などにより使用限度に達し、交換が3年後に早まったとすると、年あたりのタイヤ代は次のように変わります。

  • 4年使用した場合:年あたり1万5,000円(60,000円 ÷ 4)
  • 3年で交換した場合:年あたり2万円(60,000円 ÷ 3)

この試算条件では、年あたり5,000円の差額が生じます。車の使用環境によってタイヤの減り方は異なりますが、偏摩耗が進むと早期の買い替えが必要になる可能性があります。

月に一度、冷間時の空気圧点検

空気圧の低下や偏摩耗を避けるためには、月に一度を目安とした点検が推奨されています。タイヤの空気圧は走行による発熱で一時的に上昇するため、走行前の冷えている状態で車両指定空気圧に合わせるのが基本です。

定期的に空気圧を適正値へ調整することで、本来の燃費性能を保ち、偏摩耗のリスクを軽減できます。

まとめ

タイヤの空気圧不足は、日々の燃料代やタイヤの交換サイクルに直接影響します。無駄な出費を抑えるためにも、月1回の点検を心がけましょう。

当店でも営業時間内に無料の空気圧点検を実施しています。日頃のメンテナンスや空気圧の確認にぜひご利用ください。

参考資料

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