中古タイヤのメリット・デメリットと選び方|購入前の5つの確認ポイント
タイヤ交換の費用を抑えたいとき、中古タイヤも選択肢になります。ただし、購入価格が安くても、すぐに交換が必要なら取付費用が再びかかります。価格と、今後使える状態かどうかを合わせて判断することが大切です。
小山市のクレスコタイヤサービスが、中古タイヤのメリット・デメリットと、購入前に確認したい5つの点を紹介します。
中古タイヤのメリット・デメリット
購入価格を抑えられる
新品より低い価格で購入できる点がメリットです。価格は銘柄やサイズ、状態によって変わります。走行の少ないタイヤや、生産が終了したモデルが見つかる場合もあります。
状態と使用歴にばらつきがある
中古タイヤは、前の所有者の使い方や保管環境が分からないことがあります。外観がきれいでも、内部に損傷がある可能性は残ります。
摩耗や劣化の進み方によって、使える期間も変わります。購入価格だけでなく、早期の交換が必要になる可能性と、販売店の保証条件も確認しましょう。
購入前の5つの確認ポイント
1. 製造年週と経年劣化
ゴムは時間の経過によって変化するため、溝が残っているだけで状態の良し悪しは判断できません。製造時期と、ひび割れや硬化などの状態を合わせて確認します。
側面の4桁の数字は、前の2桁が週、後ろの2桁が西暦の下2桁を表します。「3523」なら2023年の第35週(8月下旬頃)です。
JATMAは、使用開始から5年以上たったタイヤは専門店で点検を受け、製造から10年経過したタイヤは交換することを推奨しています。年数は品質保証期間ではなく、保管・使用条件によって状態が変わります。タイヤの交換時期の見方も参考にしてください。
2. 残り溝
溝の深さは、雨天時の排水性能に関わります。デプスゲージで測り、タイヤ全体に十分な溝が残っているかを確認します。スリップサインとの高さの比較も目安になります。
一般的な乗用車用タイヤは残り溝1.6mmが法定基準で、基準未満は公道で使用できません。スリップサインが露出する前に交換することが推奨されます。中古で購入する際も、使用限度までの余裕と、今後の走行量を考えて選びましょう。
3. ひび割れ・傷・変形
- 側面:深い亀裂、えぐれた傷、局所的な膨らみがないか確認します。膨らみは内部構造の損傷を示す危険なサインで、そのタイヤは使用してはいけません。
- 接地面:溝の中やブロックの付け根にひび割れがないか確認します。
- ビード部:ホイールに接する部分の切れや損傷は、空気漏れの原因になります。
4. パンク修理歴
修理痕がある場合は、方法だけでなく、損傷の位置・大きさ、補修内容、内部の状態を確認する必要があります。
外側から補修材を挿入する修理では、内部の損傷を確認できない点に注意が必要です。内面修理は、タイヤをホイールから取り外して内外面を点検し、修理可否を判断してから補修する方法です。修理歴があるという情報だけで、継続使用できるとは判断できません。
パンク修理の種類も解説しています。
5. 偏摩耗
接地面が均一に摩耗しているかも確認します。
- 両肩減り:空気圧不足で走行していた可能性があります。
- センター減り:空気圧過多で走行していた可能性があります。
- 片減り:アライメントがずれた車で使われていた可能性があります。
極端な偏摩耗は、性能の低下や走行中の騒音につながります。
持ち込み交換時の対応
当店では、ネットオークションや中古パーツ店などで購入した中古タイヤの持ち込み交換も承っています。取付前に状態を点検し、安全な走行が確保できないと判断した場合は、作業をお断りすることがあります。
購入前のご相談も可能です。状態を判断しにくい場合は、購入を決める前にご相談ください。
まとめ
中古タイヤを選ぶ際は、製造年週、残り溝、傷や変形、修理歴、偏摩耗を確認します。購入価格と取付費用に加え、どの程度使える状態かを考えて比較しましょう。
当店では、不要になったタイヤの買取サービスも行っています。